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北国の暖かい方たちとともに › 真を求めて 皆様とともに幸せになりたい・・日記・雑感) › (増補版)528E2/3:1/3:気になった事柄を集めた年表(1891年1月~1891年1月)

2017年05月23日

(増補版)528E2/3:1/3:気になった事柄を集めた年表(1891年1月~1891年1月)

題:(増補版)528E2/3:1/3:気になった事柄を集めた年表(1891年1月~1891年1月)
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい・・日記・雑感)
.
1891年1月1日、日本の総人口4025万人となり、4000万人を
 突破した。
  因みに、2015年の日本の総人口は1億2700万人、そして、
 ロシアは、1億4410万人で、韓国(大韓民国)5062万人。
1891年1月3日、博文館が、「少年文学叢書(そうしょ)」を
 刊行開始した。
  これは、世に好評を博し、日本の近代児童文学の先駆
 けとなった。
  1894年まで、ほぼ毎月刊行された。
1891年1月8日、衆議院予算委員会が、政府提出予算の大幅
 削減案を提出し、政府はこれに同意しなかった。
  政府の作成した予算案が、1890年12月3日、衆議院に
 提出された。
  衆議院は、63名の予算委員を選出し、審査方針の論義
 に入った。
  論義は、立憲自由党内の政府妥協派の抵抗によって難
 航した。
  しかし、結局、7項目からなる審査方針と、これに基づ
 く「官吏俸給表」や、「各局統廃合及人員配当表」「旅
 費定額表」を審査の基準として決定したのち、6科に分か
 れて予算の審議に入った。
  1891年1月8日、衆議院予算委員長の大江卓(立憲自由
 党)は、「民力休養(減税)」と「経費節減(予算削減)」
 を掲げる民党の多数意見を尊重し、軍艦建造費など800万
 円以上を削減する大幅な軍縮予算案を査定し、これを内
 閣へ報告した。
  1月9日、蔵相・松方正義は、衆議院本会議で「この査
 定案に不同意である」と明言した。
  2月5日、蔵相・松方正義は、「歳出の廃除・削減は、
 確定議前に1院(衆議院・貴族院)ごとに政府の同意を
 求めるべきである」と言明した。
  首相・山県有朋も、衆議院で同趣旨の演説をした。
  2月20日、与党の大成会は、「憲法67条にもとづく歳出
 に関し、確定議前に政府の同意を求めるべきだ」との動
 議を提出した。
  憲法67条には・・、
  「憲法上ノ大権ニ基ツケル既定ノ歳出及法律ノ結果ニ
 由リ又ハ法律上政府ノ義務ニ属スル歳出ハ政府ノ同意ナ
 クシテ帝国議会之ヲ廃除シ又ハ削減スルコトヲ得ス 」
 ・・という規定がある。
  自由党土佐派など旧愛国公党系の議員28人は、立憲自
 由党を裏切って動議案に賛同したため、わずか2票差で可
 決された。
  2月21日、中江兆民は、「衆議院は腰抜けだ」。「無血
 虫の陳列場だ」と叫んで、辞表を提出した。
  2月24日、林有造・植木枝盛ら土佐派29議員は、立憲自
 由党を脱党した。
  2月26日、板垣退助も脱党し、大成会など政府支持派と
 共に予算成立に協力した。
  3月2日、衆議院は、政府との妥協による予算案を修正
 (歳出削減幅を651万円に縮小)して、可決した。
  3月、脱党していた土佐派の片岡健吉ら25議員は、自由
 倶楽部を結成した。
  立憲自由党は打撃をうけた。
  3月19日、欧米から帰国した星亨は、立憲自由党大会を
 開催し、党名を自由党として再結成し、板垣退助を総理
 に迎えた。
  その後、自由倶楽部を結成していた片岡健吉ら25議員
 も、自由党に復帰した。
  4月、山県有朋は、第一議会終了を機に、勇退を決意し、
 辞表を提出した。
  5月6日、松方正義が、蔵相兼第四代総理大臣に就任し
 た。
1891年1月、インフルエンザが流行した。
  国立感染症研究所・感染症情報センターの記事に・・、
  1889年~1891年に、H3N8によるパンデミックが発生し
 ていたと記されている。
  (参考)パンデミック(英語: pandemic、世界流行)
     は、ある感染症(特に伝染病)が、顕著な感染
     や死亡被害が著しい事態を想定した世界的な感
     染の流行を表す用語。
1891年1月9日、内村鑑三不敬事件
  内村鑑三の教育勅語不敬事件起こる(礼拝拒否)
  東京・本郷の第一高等中学校の嘱託教員をしていた内
 村鑑三は、教育勅語奉読式での敬礼を誠実に行わないで、
 不敬の礼であると同僚や生徒からたしなめられ非難され
 た。
  また、その後、社会的な問題となった。
  内村は、学校を辞任した。
1891年1月12日、東京と大阪の商工会議所の設立が許可され
 た。
  この年、全国の経済の発展と、国際化の進展に伴い、会
 議所制度の強化が必要とされ、条例が施行された。
  また、1878年(明治11年)3月、日本初の「東京商法会
 議所」が設立された(初代会頭・渋沢栄一)
  商工業者の声を、国の政策に反映させるために発足し、
 以来、行政への意見具申は、今日に至るまで最も重要な
 活動となっている。
1891年1月12日、新橋~神戸間の直通旅客列車を2往復運転
 とした。
1891年1月12日、長浜~深谷間線路を貨物線として使用を開
 始した。
1891年1月12日、御殿場~沼津間の複線が完成した。
1891年1月13日、警視総監が、保安条例を発動し、壮士ら
 54名へ東京退去を命じた。
1891年1月14日、鉄道庁第二部長一等技師・松本荘一郎が、
 ボーナルおよび本間英一郎とともに、碓氷の現地を巡視
 したの結果、中尾線が適当である旨を、長官へ報告した。
1891年1月19日、板垣退助が、議員40名と共に立憲自由党を
 起こした。
1891年1月19日、明治火災保険会社(後の東京海上火災保険)
 が、設立された。
1891年1月20日、仮議事堂が全焼した。
  東京・内幸町の帝国議会仮議事堂が全焼した。
  失火原因は漏電だった。  
  1890年に竣工したばかりだった。
  直ちに、再建がはじまった。
1891年1月20日、「旅客切手ノ正当ナラザルトキ取扱」を
 通達した。
  (鉄二調甲第43号、廃札にする乗車券および無改鋏・無
 日付その他取扱上正当でない乗車券についての報告は、
 従来、浜松以東は新橋運輸課長、浜松以西は神戸運輸課
 長あてであったが、駅長から、直接、鉄道庁第二部調査
 係主任あて報告となった)
1891年1月20日、カラカウア、ハワイ王国の第7代国王が死
 亡した。
  この方が、史上初めて、日本を訪れた外国の国家元首
 であった。
  明治天皇陛下と会見し、アメリカによるハワイ王国が
 奪われる動きがあったため、日本からの移民の要請をし、
  また、ハワイ王国存続のために、日本と姻戚関係を結
 びたいとの要望から、カイウラニ王女と山階宮定磨王
 (のちの東伏見宮依仁親王)の結婚を希望した。
  しかし、日本のアメリカに対しての配慮から、実現に
 は至らなかった。
  アメリカは、メキシコからテキサスなどを奪った方法
 と同じ方法で、1887年にクーデターが起こし、
  また、1893年、サンフォード・ドールなどのアメリカ
 からの移民たちが、増加した移民たちの力によって革命
 と称する国の奪取が行われた。
  まったくテキサスなどを奪う方法と同じだった。
  その結果、アメリカ合衆国の名目的な国家となり、結
 局、1898年に、ハワイ準州としてアメリカに併合され、
 ハワイ王国は消えた。
  アメリカは、軍艦を派遣して、軍艦を持たないハワイ
 王国を武力で威嚇し、武力で奪った。
  (史実)1887年6月:「ハワイアン・リーグ」の呼びか
    けで「ホノルル・ライフルズ」(白人市民の義勇
    軍)が協力する集会が開かれ、ここでカラカウア
    王に対し、現首相の退陣と新憲法採択を要求する
    決議案が発表(強制)された。
    (民主的な行為に見せかけた王国の奪取)。
     カラカウア王は、なんら有効な対抗手段を取り
    得ず、上記白人集団を中心とする新内閣の組閣を
    認めざるを得なかった。
     サーストン率いる「13人委員会」は、新憲法を
    起草、7月6日に、24時間以内に承認するようカラ
    アウア王に突きつけた。
     それ故、「ホノルル・ライフルズ」という武力
    のもとに調印させられたこの「1887年憲法」は、
    「ベイオネット(銃剣)憲法」と呼ばれるように
    なった。
     内容は、決定権を持つ選挙権を持つ者は、欧米
    生まれの外国人居住者に限って認めるという「ハ
    ワイ国を奪うことがありありの憲法」だった。
     白人に土地所有者が多かったので、土地を持つ
    ものを条件にしたため、多くのハワイの方々やア
    ジア人には選挙権は得られなかった。
     この様な卑劣なやり方などでハワイは奪われた。
1891年1月25日、小笠原長行が没した(1822年6月29日~1891
 年1月25日、68歳)従四位、
  「夢を夢見た非凡な貴公子」と言われた人。
  肥前国唐津藩主の長男として生まれた。
  幼少から明敏で、江戸に出て、朝川善庵に師事、40歳
 の1862年に若年寄、そして老中格、そして、江戸幕府の
 幕末の老中になった。
  生麦事件の時、事態を早急に終結するのが良いと判断
 し、賠償金10万ポンドをイギリスにポンと支払った。
  しかし、欲が深いイギリスは、薩摩藩から、さらに金
 を得ようと、取ろうとして、薩英戦争に至る。
  武力にものを言わせて金を取るの相だった。
  当時、来日していたアメリカ人女性宣教師のマーガレ
 ット・バラは、アメリカの友人への手紙に、以下の様に
 記した。
  「その日は、江戸から南の領国へ帰るある主君の行列
 が東海道を下って行くことになっていたので、幕府の役
 人から東海道での乗馬は控えるように言われていたのに、
  この人たちは、当然、守らなければならないことも、
 幕府の勧告も無視して、この道路を進んで来たのでした。
  そして、その大名行列に出会ったとき、端によって道
 をゆずるどころか行列の真ん中に飛び込んでしまったの
 です」・・と・・、
  また、日本人の林董(はやしただす、幕臣、明治時代
 の外交官、伯爵)の回顧録に・・
  (事件を起こしたイギリス人の)リチャードソンたち
 は、「今日は、島津三郎通行の通知ありたり。危険多け
 れば見合すべし」と友人から忠告されていたと記されて
 いて、完全に薩摩藩の島津公の行列があることを知って
 いた。
1891年1月29日、ハワイ王国でリリウオカラニ女王が即位。
  しかし、ハワイ王国は奪われる運命に・・、
.
  (今日の言葉)
.
  題:「ルーズベルトは米国民を裏切り 日本を戦争に引きずり込んだ 。
   アメリカ共和党元党首ハミルトン・フィッシュが暴く日米戦の真相」
   という本が、2017年2月13日に出版された。
.
紀元前2万7000年、沖縄県で、この頃の人骨が発見された。
  沖縄県石垣市の旧石器時代の遺跡から、人の全身の骨
 が見つかり、沖縄県立埋蔵文化財センターなどが分析し
 た結果、
  これまで国内最古とされていた骨よりさらに1000年古
 い、およそ2万7000年前の骨と見られることが分かった。
  遺跡からは複数の骨も見つかり、埋蔵文化財センター
 は、国内で初めての旧石器時代の墓だったと考えられる
 と指摘している。
  沖縄県立埋蔵文化財センターなどは、石垣市にある「
 白保竿根田原洞穴遺跡」で、去年7月までの5年間、発掘
 調査を行い、国内で最も古いおよそ2万6000年前の人の骨
 が見つかっていた。
  この調査では、人の全身の骨も見つかっていて、詳し
 く分析した結果、これまで国内最古とされていた骨より
 さらに1000年古い、およそ2万7000年前の骨と見られるこ
 とが分かった。
  また、遺跡からは、食べ物や道具など生活の痕跡が見
 つからなかった一方で、複数の骨が発掘され、
  このうち1体の骨は、体を折り曲げた状態だったこと
 などから、文化財センターは、国内で初めての旧石器時
 代の墓があったと考えられると指摘している。
  調査に参加した元琉球大学准教授の土肥直美氏は、「
 見つかった全身骨格は、動物にかまれた痕があることか
 ら、遺体を埋葬しない風葬で葬られたと見られ、沖縄で
 は、琉球王国時代には、風葬の風習があったことがわか
 っているのでつながりがあるのか分析したい」と話して
 いる。
  (2017年5月19日、NHKニュースを参考にした)
.
1916年、ウィルソン・アメリカ大統領によって、ルイス・
 ブランダイスが、ユダヤ教徒最初のアメリカ合衆国最高
 裁判所陪席判事に任命された。
  サミュエル・ウンターマイヤー(1858年~1940年)が
 ウィルソン・アメリカ大統領の弱みを握ったことから、
 この話が始まった。
  これは、もともとは、ウィルソンの方から依頼した話
 だった。
  ウィルソンアメリカ大統領は、卑劣な事に、自分の女
 性問題を握られ、それに対しての「ゆすりに負けた」、
 その様なアメリカ大統領だった。
  ウィルソン大統領は、その女性スキャンダルのもみ消
 しを、サミュエル・ウンターマイヤーという弁護士に依
 頼した。
  ウンターマイヤーは、その見返りを求める。
  最高裁判事を指名するときは、「自分が推薦する人間
 を選んでくれ」と・・、
  ウィルソンは、その要求を受け入れた。
  そして、ウンターマイヤーの指定したユダヤ人が、最
 高裁判事となった。
  これが、アメリカの最高裁判事となった最初のユダヤ
 人となった。
  ウィルソンは、この後、個人的弱みを握られて行き、
 意のままに繰られた。
  ウィルソンの側近には、左派のイデオロギーの人物た
 ちで満ちた。
  ウィルソン大統領の言葉に、ロシア革命でロシア共産
 政権が樹立された時、「素晴らしい民主主義国が出来た」
 と言った。
  ウィルソン主義を掲(かか)げたが・・、
  そして、「アメリカ型の自由と民主主義を世界に広げ
 るのだ」としたが、
  結局、したことと言えば、外国の政治に積極的に介入
 し、内政干渉のし放題で・・、
  自分の思うようにいかないとなれば、「戦争もいとわ
 ない」という低劣な行動・態度で、軍事介入を積極的に
 して行くという低劣な国際主義者だった。
  社会主義的で、グローバル主義者だった。
  この様なグローバリズムの国際主義者だった。
  ウィルソンは、国際連盟を創設したが、この様な輩だ
 った。
  そして、国際金融資本が、その持ち前の「金融パワー」
 にものを言わせて、アメリカ支配を強め、
  そして、アメリカ政権内に、「ネオコン」が入り込ん
 で行った。
.
2007年、「グローバリズム」と言って、一見、良い様に聞
 こえるが、
  また、そして、「国際主義なんだ」とも言って、良い
 様に思わせるが、
  その言葉を掲(かか)げて、事を起こしている連中は、
 国際金融資本家たちで、巨大な金融資本を牛耳っている。
  このウォールストリートを拠点にする「超金持ち連中」
 は、
  国際金融資本のメインプレーヤーたちは、世界最大の
 金融財閥を形成している。
  ロスチャイルドを筆頭とするユダヤ系の金融資本家た
 ちで・・、
  グローバリズムとか、国際主義という言葉を冠して、
 事をしているが・・、
  つまるところは、自分の財閥に金が転がり込む仕組み
 を作って、やっている。
  それは、さも正しそうに、そして、美しそうに見せて
 いる。
  その金で・・企業に介入する。
  特に、重点を入れている一つが・・『メディア』、
  メディアは、その国の世論に多大な影響力を持ってい
 る・・そこで、ここに目を付け・・金の力によって、経
 営に大きな発言力を増して行く、
  そして、その報道姿勢について、自分たちの姿勢に則
 (のっと)ったものにして行く。
  日本の世論も、この手で、コントロールされて行って
 いる。
  国民の世論形成に影響力の強い所を押さえて行く。
  そして、国さえが・・コントロールされていく。
  この様な立場にいるロックフェラー(ロックフェラー
 第3代当主デービット・ロックフェラー)は言う、
  「一族と私は国際主義者であり、世界中の仲間たちと
 ともに、より統合的でグローバルな政治経済構造を、い
 うなれば、一つの世界を、構築しようと企んでいる。
  もし、それが罪であるならば、私は有罪であり、それ
 を誇りに思う」(ロックフェラー回顧録、2007年)。
  自分たちに都合の良い社会経済体制を作りたいのイデ
 オロギーで、国家体制さえ解体し、ワン・ワールドを作
 りたいとしている。
.
2016年、ヒラリー・クリントンが・・、
  アメリカの次期大統領になる有力候補と言われていた
 時、
  ヒラリーの気になる弱点として指摘されたのが「メー
 ル問題」だった。
  このヒラリーの「メール問題」というのは、
  2012年9月11日に、リビア東部のベンガジにあるアメリ
 カ領事館と、中央情報局(CIA)の活動拠点が、テロ
 リストに襲撃され、
  クリストファー・スティーブンス大使と、アメリカ人
 職員3人が、殺害される事件が起きた(ベンガジ事件)。
  このスティーブンス大使は、リビア政権転覆計画の責
 任者で、武器と金塊をシリアへ送る任務にあった。
  この武器と金塊は、リビアから引き上げる予定だった。
  このリビアの過激派に襲撃され、殺されたのだった。
  ヒラリーの「メール問題」は・・これに絡んでいた。
  ヒラリーのメールのあて先はこの大使らであり、
  このアメリカの謀略を指示していたのが、当時、国務
 長官だったヒラリーである可能性が極めて高かった。
  当然、この様な非合法な行動は、公(おおやけ)に出
 来ないので、国務長官だったヒラリーは、記録が残る国
 務省のメールではなく、私用のメールを使って指示した、
 指令を出していた。
  しかし、このメール事件を、ジェイムズ・コーミー米
 連邦捜査局(FBI)長官は、2016年7月2日に、「ヒラ
 リーを告訴しない」とした。
  アメリカ・メディアは、一斉に、激しい非難をした。
  まったく臭い話に、蓋されたというアメリカだった。
  ヒラリーの背後に、「ネオコン」が居るとささやかれ
 た。
.
2016年12月2日、アメリカのトランプ大統領は、就任前であ
 ったが、
  この日、台湾総統に、直接、電話をした。
  このアメリカ大統領の公式の電話は、1979年に、米中
 国交正常化に伴う、アメリカの台湾との国交断絶以来、
 初めての事だった。
  中国の主張する「一つの中国」を肯定しない、認めな
 い行為だった、行動だった。
  トランプ大統領は、この中国の主張する原則を破棄し
 たばかりか、台湾の蔡英文氏を「ザ・プレジデント・オ
 ブ・タイワン(台湾大統領)」と呼んだ。
  台湾という国の最高地位の人=台湾大統領と呼んだ。
  そして、電話の中で、「経済、政治、安全保障での緊
 密な関係が、台湾とアメリカの間にある」と、確認し合
 った。
  台湾が、完全な一つの立派な国としての立場にあると
 認めた。
  民主党のヒラリーなら、中国寄りの行動をとるので、
 こうはならなかっただろう。
  民主党のオバマもしかり。
  この同じ日・2016年12月2日に、アメリカの共和党系の
 重鎮であるヘンリー・キッシンジャーが訪中していた。
  中国の習近平国家主席と会っていた。
  1979年の米中間の国交正常化の時も、日本の頭越しに
 動いた人物だった。
  今回の・・この習近平とキッシンジャーとの会談で、
 米中関係の強化が確認されたと大々的に中国のマスコミ
 は報じていた。
  この様に報じられる様に・・習近平は、アメリカとの
 関係が、我が意を得たりと思っていた・・その様な所に、
 トランプ大統領と台湾の蔡英文総統の電話会談があった
 ことを知ると、習近平は激怒したという。
  キッシンジャーは、国際金融資本家のロックフェラー
 の意向を受けて動く人物で、親中の国際主義者。
  国交が開かれた時に動いた彼・キッシンジャーが、こ
 の時、同様に、これからの大きな展開が起きるこの時も、
 動いたのだった。
  しかも、今度は、台湾の立場が、浮上する行為があっ
 たこの時だった。
  今、時代は変わる節目にある。
  反トランプにある日本のマス・メディア(NHKなど)
 を含めた世界のマス・メディアは、この様な事はあまり
 触れない・・報道しない。
  キリスト教に偏するNHKは、特に、親中国で、反ト
 ランプの立場にある・・なんだかんだとトランプ大統領
 の足を引っ張ってばかりいる。
  まゆつばの放送局となっている・・公正でないから注
 意を要する。
.
2017年、アメリカ国民の方々が、一般大衆の方々が、アメ
 リカを支配するエスタブリッシュメントに対して、明ら
 かになったグローバリズムの不都合に、不満や怒りが爆
 発して来ている。
  かつてのアメリカで、アメリカ国民の方々を繰ったル
 ーズベルト大統領は、
  日本に真珠湾攻撃をせざるを得ない状況を作り出し、
 また、事前に、日本の攻撃を十分知っているのに、突然
 の攻撃のようなふりをして、
  「奇襲だ」と言い、アメリカ国民の方々に嘘の印象を
 持たせ、アメリカを戦争に向かわせた。
  この話は、アメリカ国民の方々も知って来ていて、今
 は、確実に、ルーズベルトのアメリカ国民の方々への裏
 切り行為だった事は事実とされている・・が、
  アメリカは、何も、このルーズベルトの破廉恥行為だ
 けでなく、この様な行為は、常になされて来た。
  例えば、ウッドロウ・ウィルソン大統領の時も、そう
 だった。
  ウィルソン大統領の側近で、大統領直属の広報委員会
 を統率していたウォルター・リップマンは・・、
  「アメリカの民主主義は・・幻想である」と言ってい
 る。
  リップマンの下で、対ドイツ戦争推進宣伝工作に従事
 したエドワード・バーネイズは、
  「プロパガンダ」という本(著書)の中で・・、
  「大衆は、あたかも自分の意見を持っているかのよう
 に信じた。
  ・・が、実際は、見えない勢力によってコントロール
 されているだけだった」・・と、言っている。
  「自分たちが、メディアを使って大衆をコントロール
 している」・・と、言った。
  選挙にしたって、金を使って、巨額な金で、候補者の
 言葉を切り貼りして、作られた情報で解説するメディア。
  それに洗脳され・・、
  「自分は、この人物のここが素晴らしいと思って選ん
 だ」となる、
  「信じて投票した」となる。
  メディアによる刷り込みを、自分の意見と勘違いする。
  危険に近づいている事に気付かず、あたかも自分の意
 見のように勘違いする。
  フランスの政治思想家アレクシ・ド・トクヴィルは、
 すでに、1830年代に、アメリカを見て・・、
  「アメリカの民主政治」という本を書いているが、そ
 の中で・・、
  「アメリカ人は、アメリカの多数の意見を、あたかも
 自分の意見であるように信じて主張する」・・と言って
 いる。
  完全に、アメリカ人は、マインド・コントロールされ
 ている。
  メディアによる「刷り込み社会」。
  アメリカを支配するエスタブリッシュメント層に都合
 の良い『グローバリズム』が・・この様に作られて来た。
  それが、今、崩れて来ている。
  一般大衆が、その様なエスタブリッシュメントに対し
 て、明らかになったグローバリズムの不都合に、不満や
 怒りが爆発して来ている。
  因みに、「ルーズベルトは米国民を裏切り 日本を戦争
 に引きずり込んだ 。アメリカ共和党元党首ハミルトン・
 フィッシュが暴く日米戦の真相」という本が、2017年2月
 13日に出版された。
..
 (詳しくは、以下のブログへ。そして、宜しければ、
        このブログを世界へ転送してください)
  http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009
または
  http://d.hatena.ne.jp/HACHI2009/archive


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